【銘柄分析】東亜道路工業
はじめに
こんにちは。ニッケと申します。
本日は東亜道路工業株式会社(証券コード:1882)の分析を行います。
企業概要
東亜道路工業は、舗装材料メーカーであり、道路舗装や土木などの施工を行う企業です。
一般道や高速道の舗装工事、アスファルト乳化剤の開発や販売、スポーツ施設の芝舗装などを行っています。
セグメント
東亜道路工業の事業は2つのセグメントからなります。
建設事業 舗装工事を中心として、土木工事、造園・緑化工事、スポーツ施設工事、地盤改良工事、河川改修工事、特殊浚渫工事等の建設工事、建設物の解体、コンサルタント業務等を行っています。
建設材料等の製造販売・環境事業等 アスファルト乳剤、改質アスファルト、アスファルト合材、リサイクル骨材、土木・生コンクリート用砕石等の製造・販売、建設機械の製造販売、舗装工事等に関連する商品販売、建設廃棄物の中間処理、汚染土壌の調査・浄化処理等を行う環境事業等を行っております。
下の図から分かるように、建設事業のほうが売上に貢献しているものの、近年は製造販売・環境事業等が伸びてきていると言った状況です。
財務状況
全体的な財務状況を見ます。
売上は年々増加しています。
営業利益は年によってブレがあるものの、EPS予想は過去最高となっており、安定した内容だと考えられます。
アスファルトの価格
業務的には前述したように道路の舗装やアスファルトの販売を行っています。
東亜道路工業が取り扱っているアスファルトとは若干ずれるとは思いますが、アメリカの労働統計局が出している「アスファルト舗装混合物およびブロック製造」の価格指数の推移があるので参考になると思います。
アスファルト価格の上昇はこの会社にとってプラスかと思います。しかし、昨今の原油高による原価の上昇は避けられないのではと考えられます。そのため、どこまで価格に転嫁できるかに注目していきたいです。
おわりに
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